閑人帳

<続> えらいことゆうてしもた~ 朝日五輪中止論

 6月2日に表題の文章を掲載したとき、中程で「ワクチン接種を受けた五輪反対論者は接種後も反対論を維持するのか」と書きました。このさき、国民の半分くらいが接種を済ませた時点でなお「五輪反対」の人が多数を占めるのなら、そもそワクチンの効果を信じていないことになります。接種は受けた、しかし、五輪開催は反対だ、って矛盾してません?。


 前回の文で書いたが、官民問わず、ワクチンが容易に接種できるような会場づくりが計画が急速に進んでいる。大企業は社員だけでなく、下請けや取引先の人でも接種できるように配慮する。しかし、五輪反対の人には、これらの計画が国民の安全を守るためではなく、政府の五輪開催を後押しするためだと映るのでせうね。企業や教育機関が政府に協力して何が悪いのか。


 「えらいことゆうてしもた~」の本意は、朝日社説の「賞味期限の短さ」を皮肉ったものです。菅政権にガツンと一発、パンチを浴びせたつもりなのに、ワクチン接種、急速に進展というカウンターを浴びて、はやヨレヨレ。もし、論説委員に大阪人がいたら、掲載した直後にナンセンスな社説だったと気づいて・・。ほんと、説得力が一週間ももたない愚論を社説にして委員会?。