江戸時代より遅くなった郵便配達

 たいていの人はお気づきと思うけれど、最近の配達のノンビリさは感心するくらいであります。2月20日午後に大阪市の隣の豊中市の友人に印刷物を「ゆうメール」で送ったら到着は26日になった。6日かかったのであります。


なぜ、こんなに遅いのかというと23~25日が3連休だったためです。平日に送ると中2日で届く、というのが現在の標準らしい。通信の世界ではスピードや効率をたかめる技術が進んですごく便利になった反面、郵便配達だけが劣化している。
 郵便物はフットワークだけでやりとりした江戸時代でも近隣の町への配達は2~3日だったから江戸時代どころか1000年くらい昔に戻ってしまったのではないか。飛脚の制度が進んだ江戸時代の後期は江戸~京都を最短3日で届けたという。100%人力輸送システムより劣っていて良いのでせうか。


 こんなにのんびり仕事するのならポストでの収集回数も減らせばよいのに、住宅街でも一日3回収集する。ビジネス街では5回のところもある。一日一回で良いではありませんか。人件費やガソリン代がかなり削減できます。


 不思議なのは、これだけサービスを劣化させているのに職員の解雇をすすめているという話をきいたことがない。(不詳・自分が知らないだけかも)余剰の人員を人手不足で困ってるトラック業界に転職をすすめたら・・と思うけど単純な見方だろうか。


もう10年以上前に職員さんから聞いた話。恙なく定年まで勤めた人(主任級)の退職金はン千万円。町工場で働く人の数倍だった。(公務員と同じくらい?)小泉元首相が必死のパッチで進めた「郵政民営化」ってなんだったのか。
 イカン、しょ~もない愚痴ばかり書いてしまいました。