閑人帳


一日5000人接種する現場・・・

 自衛隊大阪大規模接種センター(大阪市中之島)で第一回目の接種を済ませました。オープンして10日以上たつのでいろいろ学習できたのか、至ってスムースにはかどり、大嫌いな「待つ・並ぶ」時間が最小で済みました。


 会場到着から最後の「経過観察」終了まで約35分。途中、4回、椅子に座って待つ場面がありましたが、すべて5分以内でした。最初の書面チェックの窓口が10ブース(列)あり、ここで混雑すると後の行程に影響します。予約時に30分刻みで来場時刻を指定したのが正解で、よかった。会場内の移動の動線はけっこう複雑なのですが、たくさんの「行列サポーター」がいて、ムリ、ムダ、が起きないように案内していました。


 一日に5000人をさばくために数百人のスタッフが働いてると思われ、しかし、どの人が自衛隊の人なのか分からない。予約時は65歳以上の人限定だったように思うが、若い人もたくさんいたので年齢の制約は外したかもしれない。(不詳)高齢者の3割くらいは家族とか、付き添いの人がおり、これもトラブル発生を防いでいると思われます。


 一日5000人をさばいても2ヶ月で30万人・・スピーディとはとても言えない。全国規模では一日100万人ペースでないと五輪に間に合わない。もう一月、接種体制の構築がはやくできていたら、と悔やまれます。短期間での全国民一斉接種は初体験なので次のパンデミックの対処のために貴重な経験になりました。2回目の接種は7月7日です。

 

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