毎日、マイニチ、詐欺メールの山

 NTT西日本の元派遣社員が顧客の個人メールを持ち出し、拡散させた。その人数が900万人分というからスゴイ。一年くらい前から詐欺メールの受信が無茶増えているのはそのせいかも知れない。


 6月1日から9月末までの4か月間に受信したメールの総数は約5200件。そのうち約5000件が詐欺メールだった。一番多いブランドはアマゾン。毎日10~30件届く。想像するに、全国で自称<アマゾン>カンパニーが1000社くらいあるのではないか。(自分はアマゾンの会員ではない)


他には全てのメジャーな銀行。一番多いのは三井住友銀行。少ないのは三菱UFJ、最近、こなくなったのはクレジットのアメリカンエキスプレス。年金暮らしの貧乏爺に送って下さるなんて光栄でありまする。
 自分のような無名人は1件につき、1~2円で詐欺師に売られるらしい。1万人分でも1万円ナリ。ならば、1万人に一人騙して10万円詐欺してもコスパは悪くない。いや、そんなに甘いビジネスではないと思いますけど。


自称アマゾンの社員、いや社長様、世界に冠たる企業のネーミングなのに、本当は毎日食うや食わずの日々で、家賃3万円、6畳一間の木賃アパート暮らしだったりする。なんだかつげ義春の漫画を想像してしまいますねえ。
 毎日、マイニチ、押し寄せるアマゾンの詐欺メールのせいで、自分にとってアマゾン=詐欺会社、のイメージが醸成されてしまい、まあ生涯再入会することはない。それにしても万年情報ダダ漏れのNTT西日本、その情けなさはニセアマゾンと変わらない。