きんぺい&ぷーちん 侵攻の野望と教訓 ~dameo~

 まだ作戦の途上でありますが、ぷーちんのウクライナ侵攻は「失敗」であること間違いないでせう。ロシア政府の権威失墜、経済の破綻、国民の反政府感情の高まりなど、内外問わずマイナス評価ばかり。ぷーちんは21世紀を代表する悪人政治家のレッテルを貼られてしまった。ほんの10年くらいまえ、支持率90%を得たロシア再興の英雄が惨めな末路を迎えようとしている。


この失敗を隣国、中国のきんぺいはどう見ているだろうか。「ロシアとウクライナはもともと兄弟国だった。一緒になって何が悪い」というぷーちん。これに共感してきんぺいも「尖閣も台湾も、もともと中国の領土だった。取り戻して何が悪い」と言って武力侵攻したいかもしれないが、昨日今日、さすがにそれはマズイ。


もし、ぷーちんのウクライナ侵攻、支配が想定通りのかたちで成功していたら、きんぺいも「結局のところ、武力がモノをいう」と自信をもったかも・・と想像すると、尖閣、台湾侵攻の可能性、俄然、高まります。なのに、私たちはウクライナの惨事を他人事として同情の眼で見ている。ハハ呑気だねえ・・。


日本の西側で接する国のうち、台湾以外の、ロシア、中国、北朝鮮、韓国の4カ国で素直な意味での「親日国」はひとつも無い・・ということをしっかり認識することが大事です。(注)台湾は国家ではない。