中之島美術館 初訪問

お知らせ・・・

今夜(6日)8時からの教育テレビ「日曜美術館」で中之島美術館が詳しく紹介されます。ぜひご覧下さい。

 2月2日に開館したときはコロナ・オミクロン株が感染拡大中というタイミングの悪さ、出鼻をくじかれた感じでした。そういうリスクには割合い無頓着な dameo も今回は用心して10日に三回目のワクチン接種を済ませ、半月後の2月25日(金)に出かけました。
                                                           

人気のモディリアニの裸婦像や佐伯祐三の作品は過去に何度も見ているので今回はチラ見して他の所蔵作品を見る。北野恒富や島成園の日本画が懐かしい。数点の作品は撮影OKになっています。何しろ数が多いので普通に見て2時間くらいかかります。展示の後半は欧米から仕入れた家具、とりわけ椅子のコレクションが充実しています。19世紀に制作されたマッキントッシュの椅子のかっこよさには誰もが感心するでせう。彫刻作品の数が少ないのが少々不満でした。レストランとか付属施設は4月に開業するそうです。

 

ヤノベケンジの猫が迎えてくれます。

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なんとかなりませんか・・無愛想チケット
 もしや・・と案じた悪い予感が当たりました。チケットが券売機による発券になってました。コンビニのレシートと同じ無愛想な紙切れです。1500円も投入するのだから、まして美術鑑賞に来たのだから、もうチョット気の利いたデザインにできないのかしら・・。(注)チケットは手売りでも買えます。


自分は50年以上前から美術展やコンサートのチケットの半券をA4ノートに貼り付けて保存しています。いつ、どんな展覧会、音楽会に出かけたか、の一番手間のかからない記録になっています。数えたことないけど、たぶん1000枚以上あり、写真のように賑やかな紙面になっています。


今後、ほとんどのミュージアムでは券売機による発券に移行すると思いますが、こんな無愛想な紙切れしか受け取れないのは悲しい。せめて券売機につけた別ポケットに催事の内容が分かるハガキサイズの洒落たカードをサービスしてほしい。(希望者のみ持ち帰る)全国のミュージアムでサイズを揃えれば、このカードのコレクション自体が個人の「趣味遺産」になり、美術ファンを増やすアイテムになるかもしれません。


券売機チケットでもURコードで催事の内容がわかるようになってるけど、50年間情報を再生できるなんてあり得ない。せいぜい2,3年でせう。 電子化技術万能の時代とはいえ、情報の長期保存という点では「紙」のほうが勝ってる・・旧人類オジンのボヤキです。

 

無愛想チケット

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チケットを貼り付けたノート。スタートは1960年代。

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