知らなかった・・新型生ゴミ処理用家電

 なにかの拍子でネット広告で目にした新製品。高級住宅でも安アパート暮らしでも「生ゴミの保存、処理」においては似たような状況でせう。
 この新製品は生ゴミを数時間?で乾燥させて保存するのがアイデアの肝です。アイデアは斬新ではないけど、サイズを炊飯器なみに小型化したことが大きなセールスポイントになります。


もし、このような生ゴミを乾燥して、かさを減らして保存という方法が普及すると、ユーザーが助かるだけでなく、エネルギー問題にもかなり貢献できそうです。ユーザーが助かるのは・かさばらない・軽くなる・臭わない・コバエなど虫がわかない・などの点です。一方、収集・運搬・処理する事業では・・・
・ゴミ自体の小型化、軽量化により,収集作業や運搬が容易になる。
・ごみ焼却工場では生ゴミの事前乾燥と焼却作業で大量の重油を使っているが
 これを大巾に減らすことができる・・・という大きなメリットがあり、高価な重油の消費量を減らすことができます。このような利点は焼却工場の数や規模の小型化においても役立ちます。


・・と、良いことばかり考えてしまいますが、この生ゴミ処理器自体も電力を使うのでユーザーが増えると電力の総量増加を招きます。あれこれ考えると「ええこと尽くし」の商品とはいえないけれど、省エネや環境負荷のことを考慮すれば、掃除機の「ルンバ」や羽根のない扇風機よりは役に立つ新家電ではと思います。メーカーが既存の大手家電メーカーではなく、聞いたことのない会社なので応援したくなるけど、HP広告では製品動作データ(処理能力など)の説明がないため、性能に関してはマユツバ視されても仕方ない。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000075153.html