30年不変の「百円丼」

 美味しい、安い、早い・・手づくり昼メシの条件に合う写真の卵丼はもう30年くらい前から愛用しています。超定番メニューになったのは即席ダシの味が文句なしによいからです。個人的評価ですが、インスタント=まずい、飽きる、という欠点を感じないからこんなに長く使える。大げさにいえば「人生で一番長く愛用している即席調味料。メーカーさんに感謝状わたしたいくらいです。


安いのも助かります。一食あたりの材料原価は、ごはん25円、卵25円、白ネギ(又はタマネギ)15円、ダシ40円。 合計105円(税込み)親子丼に格上げしても150円で収まります。30年不変は不正確としても、米や卵、ネギといった物価変動に強い国産材料を使うのは強みでありませう。調理時間はご飯があれば5分でできます。即席ラーメンの手間と変わらないかと。


ダシのメーカーは「ヒガシマル」。兵庫県たつの市にあり、童謡「あかとんぼ」の生まれた町、「人生論ノート」を著した哲学者、三木清のふるさとです。全国ブランドではない?(不詳)ので関西以外では見かけないかもしれませんが、スーパーで見かけたらお試し下さい。なお、「ちょっとどんぶり」には<うすくち>と<こいくち>があり、自分は<うすくち>を愛用しています。今回はモロに愛用品宣伝係をつとめました。