小林よしのり編「日本を貶めた10人の売国政治家」

 売国政治家の名前が古めかしいなと思って奥付を見ると、発行が2009年、12年も昔の本でした。野中広務なんて故人の名前も出ています。それは仕方ないとして、売国政治家の汚名を着せられたのは下の面々です。リストにはランキングもついていてワースト3は河野洋平村山富市小泉純一郎の三人。(注)リスト作成は保守系の評論家など20人がめいめい候補者を選び著者に情報提供した)

 

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自分の考えでは概ね妥当な評価だと思います。ただ、村山富市売国政治家というよりは単純に「無能政治家」の印象があります。それは1995年の阪神大震災時の信じられないくらいのドジぶりによるものです。もし、即刻、自衛隊出動を命じていたら何百人かの命を救えたかもしれない。自衛隊が大嫌いな社会党の党首が首相のイスに座っていた・・なんという不運でありませう。


4位 小沢一郎、5位 中曽根康弘、6位 野中広務、7位 竹中平蔵・・・竹中は小泉と組んで日本国民を不幸にするために一所懸命に働いた、いや、今でも働いている。非正規雇用者を激増させ、庶民の暮らしがどんどん厳しくなるのを見てニンマリしてるような男です。なんとなく、生まれつき良心が欠如している「サイコパス」ではないかと疑いたくなります。アメリカの金融機関とつるんで日本を貶めることに生きがいを感じてるのではないか。


8位福田康夫、9位 森喜朗、10位 加藤紘一。もし、新たに改正版を作るなら是非加えてほしいのが「二階俊博」。中国に媚びまくる模範的な売国政治家であり、世間の評価においてもほぼ異論はないと思います。小沢一郎とともに即刻退場してほしい売国政治家です。 (2009年 幻冬舎発行)