水について考えたこと <4・オマケ>

<アレ>でわかった道頓堀川の水質改善

 虎18年ぶりの優勝で当日は大騒ぎになりましたが、前回優勝時に道頓堀川へ飛び込んだ男女は5300人もいたのに、今回は警官の厳重なガードのせいでわずか26人しか飛び込まなかった。そのうちのひとりを「女性自身」記者が取材した。


(引用記事)川から上がったAさんが「やった、飛び込んだでー!」と雄たけびを上げると、集まった阪神ファンから拍手が上がっていた。彼の感想は「水が綺麗になっていたんです。前はもう飛び込んだ瞬間、もう目がバチバチに痛くなってね。体中からドブのにおいがきつくて、たまらんくらい臭かった。でも今回は目も痛くなかったし、ドブのにおいもしないでしょ。ほら」
 そうして記者に腕を差し出してきたAさんは、最後に「これならシャワーを浴びなくても、そのまま帰れるわ」と言って上機嫌で去っていった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa371a372d013eeb121ef95391ec7ed36e32173


 今年の1月、戎橋から300mほど下流でウナギが捕獲されて大ニュースになった。永年にわたるヘドロの撤去作業、こまめなゴミすくい、微妙な水流の調節など地味な活動が功を奏して生き物が住める川になった。何もしなかったら悪臭放つドブ川のままだから、仕事とはいえ、作業に携わった人も十分報われたことになります。下の写真は9月09日に筆者が道頓堀川上流部の「しもやまと橋」上から撮ったもので、30~50センチくらいの鯉の群。水の透明度は50cm~1mくらいあるのでは、という印象です。