石ころが石仏に変身・・Oさんの石ころアート作品

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 友人Oさんは握り拳くらいの石を拾って犬や猫の顔の絵を書くのが趣味だったが、あるとき、石そのものが魅力的なカタチをしていることに気がつき、「お気に入り」の石ころも集めるようになった。川は自宅近所のなんということもない川で、気が向いたら自転車で上流のほうまで出かけることもある。


ある日、大小二個の石を並べるとミニチュアの「石仏」ふうに見えることに気づいた。一つならただの石ころ。二つ並べると石仏ふう。そして、木工所のゴミ捨て箱から木くずを拾って(オーナー了解済み)これを光背として接着剤でくっつけると俄然、石仏らしくなった。かの円空作品の石ころ版?みたい。それが下の写真です。


ひと目見て「石仏」と認識してしまうと、もう石仏にしか見えない、というのが面白い。しかし、Oさんはミニチュアの石仏を作りたくて石ころを拾い集めたのではない。過去に拾った石を組み合わせただけである。もしや、何百、何千個もストックがあるのかもしれない。


インテリアでもエクステリアでもない。そこらへんで拾ったモノを素材につくるから「ヒロッテリア」と称して、アート作品をつくってはいかが?。ホームセンターやクラフトショップではいろんなデザイン材料を売っているので労せずにカッコイイ作品ができるかもしれません。(注)写真の大きい方の石仏のサイズは約8センチです。Oさんから頂きました。


光背ふう背景は百均ショップで買った本立ての打ち抜き柄。撮影 dameo。

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