2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠の二流企業・・JR西

死傷者が700人近くにのぼった福知山線脱線事故から18年。4月25日には恒例の追悼慰霊式が行われた。遺族の要望で恒久的な追悼施設が事故現場のそばに作られて、JR西日本は半永久的に罪業を問われることになった。一方で、事故後に入社した社員の数が全社員…

学研・辞典編集部「カタカナ新語辞典」

戦前生まれはヨコ文字に弱くてこういうトラの巻が必要であります。おまけに加齢による記憶力減少でなんでもない日常語を忘れたりする。さらに、情報関連用語はヨコ文字氾濫状態でこの辞典が大活躍、と書きたいのですが、残念ながら活躍してくれない。なんで…

みうらじゅん「ない仕事の作り方」

みうらじゅんさんって何屋さん?って思っていましたが、答えは「ない仕事を作る」のが仕事だというのがご本人の説明。いかなるカテゴリーにも属さない新しい仕事を創造してメシのタネにする。仕事を選ぶのではなく、創造する。いやあ、カッコイイですなあ。…

チャットGPT論 & 阪神対広島戦 ウロウロ視聴

4月13日に書いた人工知能の恐ろしさの話、今夜はBS-TBSの「報道1930」でも取り上げていて、しかし、同時刻に阪神、広島戦の中継もしており、気ぜわしくチャンネル切り替えながら両方視聴したのであります。 人工知能の話の終わりのほうで、自分…

村瀬孝生・東田勉「認知症をつくっているのは誰なのか」

介護のプロ二人の対談集。このブログの読者に当事者はおられないと思いますが、身内や知人に認知症の方おられるかも知れません。dameo は明日にも発症するかもしれない。意味不明な文を書きはじめたら「やっぱりな」と疑って下さいまし。本書は弱視者用の大…

黄砂敬遠・・でズボラ室内干し

<室内物干し用具>で検索するとものすごい数の商品が登場して驚きます。乾燥機がなければ雨天では室内で乾かすしかないのでメーカーは智恵を絞って開発するけど、コレという便利な用具は見つかりません。 で、ズボラ者はカーテンレールにハンガーをぶら下げ…

クロ現<異次元のAI ChatGPTの衝撃>

久しぶりに見たNHKのクロ現(4月10日)。テーマはもう感心を通り越して殆どの人が恐怖感を覚えているChatGPT(米国)の実力紹介。早晩、AI(人工知能)に仕事を奪われるかも、という不安を抱いてるのが常識だけどChatGPTの登場で一気に現実問題になった。…

鈴木大介「老人喰い」

オレオレ詐欺などで高齢者を騙して金を奪うグループに接触し、内情をレポートした読み物。最近は騙して奪うだけでなく、殺して奪うなど凶悪化して社会不安は更に高まった。初期のオレオレ詐欺は単純に騙してナンボというシンプルな犯罪だったが、年月を経て…

小松成美「さらば勘九郎」 ~十八代目中村勘三郎襲名~

本書の発行は2005年。この年に勘九郎は十八代目勘三郎を襲名し、華やかに襲名披露興行を行った。しかし、そのわずか7年後、~さらば勘三郎~という酷いことになるとは・・・。著者も世間の歌舞伎ファンにも、まさかのまさか、平成時代で一番悲しい人気…

内舘牧子「必要のない人」 (大活字本)

最近、内舘センセの消息を聞かなくなりましたが、もう引退されたのでせうか。本書は著者が初の短編集として著したもので1998年作だから、もう25年も昔の作品。表題の「必要のない人」は大企業勤めのサラリーマンが定年前にリストラの憂き目に遭い、女…