2022-03-08から1日間の記事一覧

遠藤周作「ルーアンの丘」を読む  

ルーアンはフランスの都市の名前。本書の略図で見るとパリの北西、セーヌ川の下流にあたる。著者が戦後初の仏蘭西留学生として訪れ、三ヶ月ほど滞在したところだった。かのジャンヌ・ダルクはここで短い生涯を終えた。 27歳の遠藤センセが書いたのだからロ…